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オフィスデザイン:株式会社harbors 竣工報告

  • 執筆者の写真: Written by インターカバー 株式会社
    Written by インターカバー 株式会社
  • 2021年1月17日
  • 読了時間: 3分

更新日:2021年10月1日


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 会計事務所「株式会社harbors」様が横浜駅西口への移転に伴うオフィスデザインを弊社にご依頼いただき、この度無事竣工しましたので当ブログにてご紹介させていただきます。



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・ 施工前の状態 「BEFORE」 


 施工前は、グレーカラーのカーペットタイルが敷き詰められた一般的なオフィスという印象でした。床面積は約42㎡、間仕切りのない長方形の箱型で、前使用者の退去後にクロス、カーペットの張り替えはされており、状態はキレイでしたがイメージを一新したいとの施主様からのご要望でした。





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・ 打ち合わせ 「PLANNING」 


 会計事務所という業態ということで信頼性のおける落ち着いたデザインを念頭にプランを作成していきます。当初は天井にダウンライトを散りばめるプランでしたが、ジプトーン貼りの天井の仕様の変更が出来ないということから、デザインに障壁が生まれましたが、天井の素材に合わせて床の素材を石目調のホワイトタイルにするなどモノクロを基調としたアーバンシックなデザインに決まりました。


同時に必要なテーブル数、収納の数、置かなければならない機器類などを細かくヒアリング、全体的なデザインの調和と使い勝手を意識して設計図面と仕様が完成しました。




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・木目調のパーテーション


 接客スペースと従業員の作業スペースを分ける、黒い木目調のパーテーションを造作しました。当初は一般的なオフィスでよく見かけるスチール製の骨組みタイプの床と天井を固定するタイプのパーテーションを採用する予定でしたが、少しでもオープンなスペースに見せたいという施主様の意向から、高さが160cmの壁を大工さんに造作してもらいました。160cmという高さが、平均的な身長の日本人男性の目線から見ると奥の広さは感じることができるが、デスクに座っている従業員は見えない、かつ壁の近くにいても圧迫感を感じないという絶妙な高さでした。こちらのパーテーションは施主様にもかなり気に入って頂きました。



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・ 接客スペース 「サイクロンテーブル」 


もともとオープンな雰囲気にしたいという要望から、おしゃれなカフェなどでよく使われている”イサムノグチ”デザインのサイクロンテーブルを採用、カラーは全体のテイストに合わせてマットブラックをチョイス、テーブル下のワイヤー部分の複雑性がデザインのアクセントになって調和しています。





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・ 作業デスク


 モノクロ+グリーンが今回のテーマカラーでしたが、予算内で合うデスクが見つからなかった為、デスクの天板にはリアテックのシートを貼りました。サンプルをショールームで確認して質感が良かったため新作のブラックの錆パターンを採用しました。アイアン製のデスクの脚や周囲のデザインと上手く調和しています。





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・ 書類ロッカー 


 保管書類が多いとのことで収納力のある鍵付きのスチールロッカーを設置しました。近接する窓枠より高さが低いタイプでシンプルなデザインで探すと、なかなか適合するモノが無く苦労しましたが、某ネットショップにて価格とデザインのバランスが良いものが上手く見つかりました。





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・ロッカーを彩る一枚杉板


 ロッカーの上に塗装した一枚板の杉板を設置して、ディスプレイアイテムを数点配置しました。当初6つのロッカーを横並びに密着して配置していましたが、それぞれの間に少し隙間があり、まとまりがなかったロッカーが、板を置くことで一体感が生まれ一つの家具のような感じになりました。またスチールは重いものなどにも弱く一度へこむと跡になってしまいますが、一枚板で剛性も上がり上部に物も置き安くなり使い勝手も向上しました。


 防犯上すべての写真を掲載することはできませんでしたが、以上が「株式会社harborsオフィスデザインプロジェクト」でした。



 
 
 

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