不動産購入時にかかる諸費用⑤火災保険料⑥引越費用など
- Written by インターカバー 株式会社
- 2020年7月27日
- 読了時間: 3分
更新日:2021年3月25日
「不動産購入時にかかる諸費用のまとめ」の記事の続きです。
今回は、不動産購入時の諸費用⑤火災保険料と⑥引越費用に関わる費用についての記事です。

不動産を所有するにあたり火災保険に加入することは、重要なリスクヘッジです。
金融機関の住宅ローンを利用する場合は、加入は必須です。
保険料についてですが、結論から言うと相場というものはありません。
不動産というものの特性上、建物の構造、専有面積、所在地、選択する補償内容などがそれぞれ違うことにより保険料が大きく変動する為です。
インターネット上で、購入したい物件の条件をあてはめて、およその費用を知ることができますので、あらかじめ検索をして調べておきましょう。
特に木造一戸建を購入予定の場合、マンションなどに比べて火災に弱いという理由から保険料が高くなります。また、保険料は上がりますが、マンションの1階部分の住戸や、戸建を購入予定の方は補償内容に水災を入れる必要がある地域なのかご確認ください。
上記の条件の物件でも、高台に位置しているなど水災を含めなくて良い場合もあります。
加入する保険期間は、賃貸と違い住宅を購入される方のほとんどが長期の10年(最長)で契約します。
長期の契約にするほど単年あたりの金額は低くできますのでオススメですが、その代わり10年分の保険料を購入時に一括で支払うので、あらかじめ準備しなければならない資金は上がりますのでご注意ください。途中で売却した場合などは、残りの期間の分は返金されますのでご安心ください。
----- 追 記 -----
火災保険とセットでしか加入ができない地震保険というものがあります。火災保険は地震が原因で起きた火災などの被害などに対応していません。保険料は安くはないですが、地震大国の日本ですので火災保険の加入前までによく検討してみてください。
地震保険の補償内容は加入する火災保険と連動しており、基本的に火災保険の補償内容の半分が補償されます。契約できる期間は最長で5年です。
不動産購入時にかかる諸費用の最後の項目は⑥引越費用です。

引越費用は移動する距離、荷物の量、時期で変動しますが、距離や荷物は個々によりますので、時期にだけ言及します。
引越は時期によって費用が高くなる月があります。ご存知の方も多いと思いますが、2月〜3月です。(特に3月)
理由は、4月から新しい職場や学校で新生活を始める人が多く、引越業者が忙しくなる為です。
高いだけでなく、予約自体を取れない可能性もありますのでこの時期に動かれる方は注意が必要です。
余談ですが、6月〜7月はクーラーの設置業者が忙しい時期になります。引越費用は関係ありませんが、
新しい物件を購入して、すぐにクーラーを設置したい場合に3週間程度待たされたりする場合もありますので早めの予約をお薦めします。
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